火星ツアーは実現可能なのか

オランドの会社が開催している火星ツアーは、夢のあるプランで話題になっていますが、いろいろと不透明さがあることは否めないようです。
まずは、技術的な問題ですが、その会社が言うには、月の開発ミッションよりも火星への移住は安全だといいます。
火星に移住するために、新しい技術を発明する必要もないというのです。
たしかに、都市伝説などでは、かつて人類は火星に住んでいたなどという話もあります。
そんでも、月よりずいぶん離れていますから、月の開発より簡単というのは早計のような気もします。
地球を旅立ったあとは、火星まで7ヶ月もかかるといいます。
この渡航には民間企業である「スペースX」に白羽の矢がたっているそうです。
スペースXは、物資を国際宇宙ステーションまで輸送したことがあり、民間の宇宙開発の雄です。
そのときに利用した「ドラゴン」という宇宙船の技術を使って、火星まで渡航するといいます。
しかし、その技術では、火星まではいけますが、地球に帰ってこれないそうです。

替え玉無料でどうして儲かる?

低価格を売りにする飲食店が増え、最近では、270円居酒屋など、庶民の懐にやさしい居酒屋も出回るようになりました。
当然、どうしてそうなに低価格にしても儲かるのか疑問に思ってしまいます。
そんな儲けのカラクリについて、替え玉無料サービスを提供しているとんこつラーメン店を例に説明したいと思います。
消費者にとっては、知ることが出来なかった利益を出すからくりについて判明します。
とんこつラーメンといえば、麺がバラエティーに飛んでいて、固さとか細さが様様です。
そんなラーメンの主役が無料で食べられるのですから、お客としてはラッキー至極の話です。
さて、某チェーン店のとんこつラーメンは、1杯500円になりますが、その原価率はどの程度なのでしょうか。
その某チェーン店では、スープも麺も自社内の工場で一括して生産しています。
そのような企業努力により原価率は抑えられ、麺の原価は20円弱だといいます。
ちなみに、スープは40円程度です。
それゆえ、替え玉無料にしたところで、他の具材と合わせて100円を切るといいます。

昔はマグロ、今はサーモン

回転寿司での一番人気のネタは長いことマグロがその地位を保っていましたが、最近ではサーモンが人気が高くなってきたみたいです。
これは、サーモン大国であるノルウェーなどから質の良いアトランティックサーモンを安定して仕入れることができるようになったためといわれています。
ノルウェーでは、現在、国策としてサーモンの養殖に取り組んでいる背景があり、比較的脂の乗った高品質のサーモンが今までよりも安く輸入することができるようになりました。
某食品会社の研究所が、好きな寿司ネタについてアンケートをとったところ、ランキングのベスト3は、1位が中トロ、2位がサーモン、3位がまぐろの赤身という結果になりました。女性のアンケートだけに限ると、サーモンは、1位という結果になりました。
たしかに、サーモン好きの女子をよく見かけます。
回転寿司だと、2位のサーモン、3位のまぐろの赤身は最も価格が安いネタですから、不景気も影響しているかもしれませんね。

最近の回転寿司事情

大手の回転寿司チェーンでは、各社独自の寿司ネタやサイドメニューを開発し、消費者を魅了しています。
「あぶりえびチーズ」や「ハンバーグずし」のようなお子様向けの皿や、「サーモンバジル」や「マーラー風味赤えび揚げねぎ添え」などこだわりのある大人が喜びそうな皿まで多様化しています。
サイドメニューでは、ラーメン、グラタン、ポテトなどもあり、ほとんどファミレスと遜色ないメニューとなってきました。
なかでも、スシローでは人気パティシエとコラボして開発したスイーツもベルトコンベアに並んでお客さんの手元にやってくるというのです。
また、全皿105円で勝負するお店が多いなか、プチ贅沢が出来る189円メニューもラインナップしています。
このメニューに限り、ネタ、鮮度、価格を吟味した食材を使用して、ひと手間加えた自慢のお皿だといいます。
通常の回転寿司屋では食べることができない高級ネタが食べられるとあって、差別化戦略を図っています。

日本人の食生活は高血圧になりやすい

高血圧症に罹っている日本人は、40歳以上であれば、2人に1といわれています。
高血圧症は、「国民病」の一つとまで言われいますね。
その原因は、高血圧に悩む人には当たり前かもしれませんが、塩分摂取量が多いためだといわれています。
そして、日本人に高血圧症が多いのは、日本の食生活は、塩分が高いからだそうです。
他国に比べると、日本人の食生活で摂取する塩分はどれほどおおいのでしょうか。
1日あたりの塩分摂取量でいうと、日本は11~13gなのに対して、欧米では8~10gといわれています。
そして、塩分が多い食材は、醤油や味噌、漬け物などの保存食です。
そして、どれだけ抑えたほうがいいと言うと、厚生労働省が示す目標値は1日10g未満だそうです。
その一方、WHOが示す目標値は6g未満だといいます。ほぼ半分ですね。
厚生労働省以外で、日本の機関である日本高血圧学会では、高血圧症がある場合は6g未満に抑えることをすすめています。
WHOの値を信じれば、食事の味が薄くて味気なくなるかもしれませんね。