JRAがテラ銭操作始める予定

昨年、競馬法が改正され、主催者であるJRAが払戻率を操作できるようになりました。
テラ銭とは、配当金の中から一定額をJRAが受け取る金のことです。
これをアップすれば、JRAの収入は増えますが、馬券購入者への払戻金は減ることになります。
現在JRAが施行している払い戻し率は75%程度。
つまり、馬券購入者にとってテラ銭でもっていかれる割合は15%程度になります。
そして、これを馬券種別ごとに70~80%まで変動させることができるようになりました。
今回の競馬法の改正により、現行の払い戻し率が5%程度変動することが可能になりました。
JRA側もすべての馬券種別の払い戻し率をアップさせるわけではありません。
的中率の低い馬券である3連単やWIN5では払戻し率を下げて(つまりテラ銭で取られてしまう割合が上がり)、逆に的中率の高い馬券である単勝複勝は払い戻し率を上げる(つまりテラ銭で取られてしまう割合を下げる)といいます。
これにより馬券購入者にとって単勝複勝がお買い得になるともいえます。